top of page
微信图片_20210521145845.png

​日本統合医学協会への視点

メディカルアロマセラピーとは

アロマセラピーには、入浴や部分浴(手浴、足浴)またはオイルトリートメントを通じて、薬理効果を持つ精油を皮膚から吸収させることで、体の内側から不調の軽減に働きかける力もあります。
こうした精油の香り・薬理効果が心と身体に影響を与える力に注目し、統合医療に役立てようと医療・福祉現場で導入が進んでいるのが「メディカルアロマセラピー」なのです。

フランス発祥の芳香療法
医療行為として認められている国も

ヨーロッパでは昔からハーブがとても身近な存在で、人々の暮らしに寄り添ってきました。特にフランスやベルギーでは、代替・補完医療としてのアロマセラピー「メディカルアロマセラピー」の活用が活発です。

西洋医学ではフォローしきれない
メンタル面での不調ケアに有効

メディカルアロマセラピーでは、香りが脳に伝わり人の心に作用する仕組みを活用しています。その仕組みは科学的にも解明されており、香りの癒し効果と精油の薬理効果はメンタル面での不調に有効に働きます。

認知症予防や終末期ケアなど
日本でも医療現場での導入が進む

日本では西洋医学を補完する代替医療としてメディカルアロマセラピーの導入が進んでいます。また、治療だけでなく統合医療の観点から、疾病の予防や健康増進に役立たせることを目指しています。

一般的なアロマセラピーとの違い

どちらも香りによる効果を得る目的で用いられますが、一般的なアロマセラピーでは主にリラクゼーションや香りを楽しむことが目的であるのに対して、心や体の不調・機能改善を目的に代替医療の一つとして医療や福祉の現場で導入されているのがメディカルアロマセラピーです。

  • アロマセラピー

リラクゼーションや香りを楽しむことを目的に、ディフューザーで焚いたり、エアーフレッシュナーやアロマバスにしたりと広く一般的に用いられています。
使用上の注意さえ守れば、誰でも安全に楽しむことが出来ます。

  • メディカルアロマセラピー

精油が持つ薬理効果を、皮膚疾患、伝染症疾患、神経性疾患の治療に役立てたり、自然治癒力を高め心身を健全な状態へと導く目的で用いられます。
精油学、基礎医学、心理学などの専門知識を身につけた人のみが扱えます。

メディカルアロマセラピーの効果

香りが脳に直接作用するメカニズムが医学的に解明されるにつれ、西洋医学では太刀打ちできなかった、治りにくく予防しにくいさまざまな疾患の画期的な治療方法として、医療や福祉の現場を中心にメディカルアロマセラピーへの期待が高まっています。最近では、認知症予防や終末期ケアなどが注目されています。

こんな症状に有効

風邪や花粉症での鼻づまり・咳などの諸症状

痛みや炎症、胃や腸の不快感

気持ちの浮き沈み、体のだるさや疲労感

女性特有のホルモンバランスの崩れによる不調

不眠、過眠などの睡眠障害

老化に伴う意欲低下や認知障害

メディカルアロマセラピーを仕事に取り入れる

メディカルアロマセラピストの仕事

メディカルアロマセラピストは、症状に適した精油を選び、芳香療法やトリートメントなどを施すほか、カウンセリングによる心理的なサポートなど、統合医療を担う専門家として、さまざまな役割を担っています。

image1.jpg

カウンセリング

体調や症状について丁寧にカウンセリング。不調の根本的な原因が何かを探ります

アロマブレンディング

カウンセリングをもとに、何十?何百種類の精油から、症状にあった精油を選定し、調合を行ないます。

image2.jpg

施術​

症状に合わせた施術を行います。

image3.jpg

4

アロマでセルフメディケーションの提案

普段の生活の中でアロマを取り入れセルフケアができるように、スプレーやバスソルトなどを使ったセルフメディケーションを提案します。

image4.jpg

5

必要に応じ、専門医や他の対処法を提案

必要に応じて、症状に最適な医師(専門医・病院・クリニック)や、メディカルアロマセラピー以外のアプローチを提案します。

image5.jpg

6

アフターフォロー

心身の不調の改善は、継続することが大切です。そのためのアドバイスや、体調の変化などに気を配り、精神的なサポートも重要です。

image6.jpg

メディカルアロマを家庭でも
メディカルアロマで健康管理

微信图片_20210521145115.png
bottom of page